クリスマスツリーに本物のもみの木を使うのって憧れですけど、実際に置くとなると、育て方がわからないですよね。
鉢植えのもみの木は、ずっと室内に置きっぱなしでいいの?
水やりの頻度は?
虫の害の心配はないの?
ここでは、こんな疑問への答えをまとめています。
クリスマスツリーのもみの木の育て方はココに注意!
鉢植えのもみの木の育て方は、そんなに難しくありません。
いくつか注意しないといけない点に気をつければ、クリスマスには毎年、本物のモミの木でツリーの飾り付けを楽しめますよ。
では、もみの木の育て方で気をつけないといけないことを紹介していきますね。
置き場所は外に 暑さに注意!
もみの木は、基本的には屋外で育てる植物です。
なので、クリスマスが終わったら、屋外に出すようにしましょう。
>『クリスマスツリーをしまう時期 片付けはいつ アメリカの場合は?片付け簡単裏技も』
寒さには強い木ですから、真冬に外に置きっぱなしにしておいても問題ありません。
強い直射日光が苦手なので、少し日陰になる所に置くようにしたほうがいいくらいです。
もみの木は暑さには弱いので、特に夏場は、鉢植えを置く場所に気をつけて下さい。
きつい西日もよくありません。そのような場所は避けて、どうしても鉢植えを動かせないなら、遮光幕などを使うようにしましょう。
定期的に鉢替えを
鉢植えのもみの木でしたら、2年から3年に一度は鉢替えが必要です。
根が成長するため根詰まりを起こすだけではなく、土が古くなると、通気性や排水性が悪くなります。
鉢から庭への植え替えは必要?
モミの木を鉢から庭に植え替えると、大きく育ってしまいます。
1.5メートルくらいだったものが、5年後には5メートルに育ってしまうほどです。
さすがに、そんなに巨大なモミの木をクリスマスツリーにできるお宅は限られると思いますので、クリスマスツリーとして来年以降も使いたいなら、鉢に植えたままにした方がいいでしょう。
鉢植えだったら、モミの木を小さいまま管理できて、育て方も楽で済みますよ。
肥料の必要は?
モミの木に肥料はほとんど必要ありません。
弱っているようだったら、春(3~5月)に化学肥料を与えるようにしましょう。
・・・いかがでしょうか?
思ったより、もみの木の世話って簡単そうじゃありませんか?
これだったら、鉢植えの本物のもみの木をクリスマスのために用意してみても大丈夫そうですよね。
他にも、水やりや虫のことで気をつけないといけないことがないか、次の章以降で見ていきましょう。
もみの木の鉢植えの水やりは?
もみの木の育て方で特に注意したいのは、水やりです。
土の表面が乾燥したら、鉢の底からあふれるくらい、たっぷりと水を与えて下さい。
特に、夏場は水が乾燥しやすいですから注意しましょう。
ただし、夏場の水やりは、暑い時間帯にすると土が蒸れてモミの木が枯れる原因になります。
朝や夕方の涼しい時間帯に水やりするようにして下さい。
もみの木って虫がつきやすいの?
もみの木は、病虫害には強い植物です。
虫の害に関しては、ほとんど心配ありません。
よほど育て方や環境が悪かったら、キッコウムシやツガカレハなどの虫が付くかも、といった程度です。
もみの木が枯れてしまうとしたら、水切れや、不適切な水やりによる蒸れが原因であることが大半ですので、虫よりも、そちらの方に気をつけて下さい。
※ツリーを出す時期、しまう時期について、こちらの記事も参考にして下さい。
>『クリスマスツリーはいつから飾る?クリスマスリースは?飾り付けはいつまで出しとく?』
>『クリスマスツリーをしまう時期 片付けはいつ アメリカの場合は?片付け簡単裏技も』
まとめ
クリスマスツリーのもみの木の鉢植えは、クリスマスが終わったら外に出すようにしましょう。
もみの木は寒さには強いので、冬の屋外に置きっぱなしにしても問題ありません。
逆に、暑さには弱い植物ですから、特に夏場は置き場所に気をつけて下さい。
水やりは、土の表面が乾いたら、鉢の底からあふれるくらい、たっぷりと与えましょう。
虫の害については、もみの木は病虫害に強い木なので、ほとんど心配いりません。
もみの木の育て方で特に気をつけないといけないのは、強すぎる日差し、暑さ、水やりですね。