大人になってからおたふく風邪にかかると重症化するというのは、よく聞きますよね。
子供の頃におたふく風邪にかかったことがあるなら安心なんでしょうけど、自分はどうだったのかわからないと不安なのではないでしょうか。
予防接種もしていなかったんじゃ……となると、危ないかもしれませんね。
果たして、大人になってからでもおたふく風邪の予防接種は受けられるのでしょうか?
予防接種を受ける場合、まずは抗体検査をしてからのほうがいいのでしょうか?
予防接種の値段、費用は?
ここでは、こんな疑問への答えをまとめています。
おたふく風邪の予防接種は大人でも受けられる?
おたふく風邪(ムンプス)の予防接種というと、乳幼児などの子供が受けるものというイメージかもしれませんね。
でも、大人でも受けられるんですよ。
子供の頃におたふくの予防接種を受けていても、大人になるにつれて、だんだん抗体が弱まってしまう場合があります。
なので、子供の頃におたふくの予防接種を受けている人も、大人になってから受けておいたほうがいいケースがあるんです。
>『おたふく予防接種は大人になってからでも2回目を受けるべき?副作用は大丈夫?どこで受けられるの?』
もちろん、子供の頃に1回も受けていなかったという大人でも、予防接種を受けられますよ。
ちなみに、幼いころに予防接種を受けている場合、大人になると効果がなくなってしまうとは限りません。
今までの生活の中で、おたふく風邪のウイルス(ムンプスウイルス)に接する機会が多かったなら、発病はしなくても、抗体が強まっているという場合もあるんです。
でも、抗体が十分にあるかどうかは、自分では分かりませんよね。
気になるのでしたら、抗体検査を受けることで、十分な抗体があるかどうか、調べてもらえますよ。
おたふく風邪の予防接種をする場合 大人だったら事前に抗体検査を受けたほうがいい?
おたふく風邪の予防接種を大人になってから受ける場合、その前に抗体検査を受ける必要があるのかですが、必須というわけではありません。
抗体検査を受けて、おたふく風邪に対する十分な抗体があると分かったら、予防接種を打つ必要はないですけど、抗体検査なしに予防接種を受けてしまっても問題ないのです。
抗体検査を受けると、その分余計な費用がかかりますし、通院のために時間も取られますよね。
なので、手間と時間を取られたくないなら、抗体検査なしに予防接種を受けてしまうのもありです。
ただ、人によっては、まれにおたふく風邪の予防接種によって副作用(副反応)が出る場合があります。
おたふくの予防接種による副作用は、発熱や嘔吐です。接種を受けてから3週間後くらいにあらわれます。
これまでに、おたふく風邪その他の予防接種で、副作用が出たことがなければ心配はないそうです。
副作用が出るケースはさほど多くないようですが、心配でしたら、不要な接種を避けるために事前に抗体検査を受けるか、3週間後くらいに大事な予定がない時期に予防接種を受けるようにした方がいいですね。
おたふく風邪の予防接種を大人が受ける場合の値段は?
おたふく風邪の予防接種の値段、費用ですが、これは医療機関によって異なります。
まわりの人の話を聞いてみると、大体、5500円から6500円くらいが相場のようです。
結構な出費になってしまいますが、大人になってからおたふく風邪になると重症化して大変ですし、ケチケチしてはいられませんね。
※おたふく風邪の予防接種はどこで受けられるのかなどについて、こちらの記事も参考にして下さい。
>『おたふく予防接種は大人になってからでも2回目を受けるべき?副作用は大丈夫?どこで受けられるの?』
まとめ
おたふく風邪の予防接種は、大人になってからでも受けられます。
事前の抗体検査は必須ではありません。
抗体検査の結果、十分な抗体があると分かったら予防接種は必要ないですが、抗体が十分にないと分かったら抗体検査の費用が無駄になります。
どちらにせよ、抗体検査なしに、そのまま予防接種を受けてしまっても問題ありません。
ただし、まれにおたふく風邪の予防接種によって副作用(副反応)が出る人がいます。
副作用は発熱や嘔吐で、3週間後くらいにあらわれます。
心配でしたら、不必要な接種を避けるため抗体検査を受けるか、3週間後くらいに大事な予定などがない時期に予防接種を受けるようにしたほうがいいですね。
予防接種の値段、費用は、大体5500円から6500円くらいが相場のようです。