「折りたたみ傘にカビが生えちゃったんだけど、これって取れるのかなあ……」
お気に入りの傘にポツポツと黒いシミなどが着いてしまっていたら、ただでさえ雨でブルーな気分が、さらにどんよりですよね。
ここでは、折りたたみ傘に生えてしまったカビや、傘についたイヤな臭いの落とし方を紹介しています。
諦める前に試してみて下さい。
折りたたみ傘に生えてしまったカビはこの方法で落としてみて!
カビが生えたからといって、折りたたみ傘にカビキラーなどをかけるわけにはいかないですよね。
ビニール傘ならいいかもしれませんが、色柄物の傘だったら色落ちしてしまう恐れがあります。
折りたたみ傘にカビが生えてしまったのでしたら、まずは中性洗剤を使って洗ってみて下さい。
中性洗剤を薄めたもので、雑巾などの布を使って優しく撫でるように洗いましょう。
ゴシゴシと強くこすると生地を傷めてしまいますから、気をつけてくださいね。
洗い終わったら、よくすすいで洗剤を洗い落とします。
中性洗剤では全然カビが落ちないのでしたら、耐水ペーパーを試してみて下さい。
耐水ペーパーの1500番の物をホームセンターなどで買ってきて、それを適度な大きさに切り、水に濡らしてカビ部分をこすります。
1500番というのは、目の粗さを表す番号です。
傘を傷つけないように、目の細かい耐水ペーパーを使います。
サンドペーパー(紙やすり)ではなくて、耐水ペーパーですから気をつけてくださいね。
サンドペーパーのザラザラの面には金属片が使われていますから、そんな物で傘をこすったら、カビだけでなく折りたたみ傘の布まで削れてしまいます。
中性洗剤を使った場合も、耐水ペーパーを使った場合も、カビを落とし終わったあとは、陰干しして折りたたみ傘をよく乾かしておきましょう。
天日に干すと傘の生地が傷みますので、避けた方がいいです。
折りたたみ傘が乾いたら、布部分に撥水スプレーをかけておきましょう。
濡れにくくなれば、カビも生えにくくなりますよ。
傘をしっかり乾かせるように、これはよく晴れた日にやってみてくださいね。
折りたたみ傘の臭いを落とすならこの方法で!
カビだけではなく、臭いもプーンと傘から臭ってきて困った! ってことも雨の時期には気になったりしますよね。
特に折りたたみ傘の場合、濡れたまましまっておくしかない場合も多いですから、臭いがするようになってしまうことも多いです。
そのような場合には、重曹を使ってみて下さい。
たらいやバケツなど、折りたたみ傘がすっぽり浸かるくらいの大きさの物に水と重曹を入れて混ぜ、そこに臭いのする折りたたみ傘をつけておくだけです。
適当な容器などがないのでしたら、レジ袋を使ってもいいでしょう。
折りたたみ傘なので、そんなに大きな入れ物でなくて大丈夫たと思います。
しばらくつけておいたら、よくすすいで、天日に干しておけば完璧です。
先程は、傘の生地が傷むので陰干しするようにと書きましたが、臭いがする場合は、直射日光に当てて殺菌した方がいいんです。
臭いのもとを完全にやっつけてしまいましょう。
傘の骨の間に水が残っていると、これがまた臭いの原因になったりしますので、しっかり乾かしてくださいね。
この場合も、折りたたみ傘が乾いてから撥水スプレーをかけておきましょう。
こちらの方法も、傘をしっかり乾かせるように、晴れた日にお試しください。
折り畳み傘が濡れないケースを使うとカビにくくなるし便利!
先程もチラッと触れましたが、折り畳み傘って、濡れたままケース・カバーにしまっておくことが多いですから、カビとか臭いがつきやすいんですよね。
かと言って、出先で出しっぱなしにして乾かしておくなんてできないし……。
そんな場合に便利なグッズを見つけたので、ここでシェアします。
それはこちらの折りたたみ傘ケースです。
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ケースの内側に、水を吸ってくれるマイクロファイバー素材が使われていて、濡れた折り畳み傘を入れても、しっかり水気を吸収してくれます。
普通のビニール袋に折りたたみ傘をしまっておくと、水がカバンの中に漏れてきてしまうこともあったりしますが、これを使えばその心配もありません。
安心して折りたたみ傘をカバンにしまえるので、通勤電車の中でも手が空いて助かりますよ。
このようなケースを使って、濡れた折りたたみ傘の水気を取っておけば、カビや臭いの予防にもなります。
雨の日の通勤、通学、お出かけのお供にオススメです。
よく似た商品で『susu傘ケース』っていうのもありますが、そっちは吸水素材がケース内側の片面にしか使われていません。
吸水素材のないもう片面の方から水が漏れてきてしまうので、ちょっといいとは言えないと思います。
このようなグッズを使う場合も、帰ったあとは傘を開いて乾かしておくようにしてくださいね。
水気を取っても、生乾きのままだとカビや臭いの原因になってしまいます。
まとめ
折りたたみ傘に生えてしまったカビを落とすなら、まずは薄めた中性洗剤で洗ってみて下さい。
その時は、ブラシなどで強くこすらず、雑巾などの布で優しく撫でるように洗って下さいね。
それでもダメでしたら、1500番の耐水ペーパーを濡らしたものでカビ部分をこすってみて下さい。
(サンドペーパーではないので注意!)
洗ったあとは、陰干ししてよく乾かしておきましょう。
臭いが気になる場合は、重曹をといた水につけておけば、大抵の臭いは落ちますよ。
その後、天日に干して殺菌しておけば完璧です。
どちらの場合も、折りたたみ傘を乾燥させたあとで撥水スプレーをかけておけば、カビ、臭い対策になります。
傘をしっかり乾かせるように、よく晴れた日にお試しください。