秋の紅葉シーズンに栃木県に行くのも良さそうですよね。
日光も那須も紅葉がキレイですから、見頃の時期に行ければとても楽しめると思います。
でも、東京など関東南部から電車で行く場合、日光と那須の間の移動が問題です。
どんなコースで回れば目一杯満喫できるのでしょうか。
ここでは、電車を利用して、1泊2日程度で日光と那須に行く予定の方のために、歩きでも回れるおすすめルートを紹介しています。
日光と那須に電車で観光に行くならどんな回り方がいい? ……その前に!
まず、回り方はどうするか以前に、1泊2日くらいの日程で日光と那須の両方に行けるのかっていうのが問題なんです。
車だったら大丈夫でしょうけど、電車などの公共交通機関を利用するのだったら、ちょっと大変。
日光と那須って地図で見ると近いですし、車だったら移動も楽なんですけどね。
栃木県って、日光や那須に限らず、交通の便はよくありません。
関東南部、例えば東京から日光か那須に行くのだったら、まずは新幹線で宇都宮まで行きますよね。
そこから日光に行くのだったら、JR日光線を利用します。
那須に行くのなら、JR宇都宮線で那須、もしくは那須塩原までですね。
日光・那須間の移動は、直通する鉄道がないので、いったん宇都宮まで戻らないといけませんから、これが面倒なんです。
電車利用だと、時間的にもムダなロスが多くなります。
なので、回り方を考える前に、1泊2日で日光と那須の両方を回ろうっていうプランを見直したほうがいいでしょう。
あるいは、2泊3日くらいに延長するかですね。
あくまで1泊2日でとなると、日光と那須、どっちに行くかですね。
日光でしたら、言わずと知れた世界遺産の日光東照宮や華厳の滝など、紅葉以外の見どころも多いです。
一方、那須の方はというと、確かに紅葉はキレイですけど、歴史のある建造物などはほとんどないですね。
紅葉以外の見どころというと、殺生石くらいでしょうか。
他には、牧場とかアウトレットも那須にはありますけど、そういったものに興味がないなら、行ってもそこまで楽しめないかも。
ですので、どうしても那須の紅葉が見たい! というこだわりがないのでしたら、どちらかと言うと日光の方がいいかなと私は思います。
日光市内でしたらバスも結構走っていますから、電車と徒歩で行くにしても、観光名所巡りに不自由することはないですよ。
日光の紅葉を楽しむならこのおすすめルートはいかが?
日光の紅葉も、決して那須に劣ることはありません。
公共交通機関と徒歩で日光を回るのでしたら、戦場ヶ原が特にオススメ!
おすすめルートは、赤沼から竜頭の滝までのトレッキングですね。
片道30分くらいかかりますけど、体力的に問題なければ、ぜひ歩いてみて下さい。
徒歩で30分はちょっと……という場合は、赤沼から15分くらい歩くだけでも素敵ですよ。
笹の葉が生い茂る森林、きれいな川、湿原と、紅葉だけではなく、日光の美しい景色を満喫できます。
日光観光を歩きで楽しむなら こんなプランがオススメ!
日光観光を徒歩と公共交通機関で楽しむなら、1日目は奥日光、2日目は日光市内と分けて回ってはいかがでしょうか?
1日目の奥日光観光だったら、二荒山神社、輪王寺、田母沢御用邸、華厳の滝、竜頭の滝、吊橋などがありますね。
前の章で触れた、竜頭の滝もこちらになります。
このエリアだったら、バスで回ることも可能ですよ。
奥日光の紅葉を楽しみつつ、名所を巡ってみてはいかがでしょうか。
2日目の日光市内観光では、もちろん日光東照宮は外せませんよね。
他にも、日本最古のホテルである金谷ホテルや、歴史のあるレストランである明治の館などがあります。
この辺は坂道になりますけど、日光駅から歩いていくことができますよ。
東照宮を目指して歩きつつ、日光市内観光を楽しめるでしょう。
東照宮の裏手の明治の館周辺には、レストランがたくさんあります。
そこで一休みしつつ、ランチかおやつを楽しんでもいいですね。
おやつでしたら、ニルバーナというケーキが有名なのでオススメですよ。
ちなみに、坂道にある鬼平のようかんは栃木ではとても有名です。
日光土産にいかがでしょうか。
まとめ
紅葉の時期に日光と那須の両方を回りたいという場合、電車利用の1泊2日だと、スケジュール的にかなりキツイですね。
2泊以上に延長できないのであれば、日光か那須どちらか一方に絞ったほうがいいでしょう。
私としては、紅葉以外にも見どころが多い日光のほうがオススメです。
1日目は紅葉も満喫できる奥日光、2日目は東照宮などがある日光市内と、分けて回ってみてはいかがでしょうか。