川越祭りに行くのだったら、豪華絢爛な山車の巡行やひっかわせは見逃せませんよね。
小江戸川越を行き交ういくつもの山車や、そんな山車同士が競い合うようなひっかわせは、重要無形民族文化財に指定されるのも納得な見どころ満載です。
ここでは、その山車の巡行ルートと、山車が勢揃いする山車揃えや、ひっかわせの見られる時間について紹介しています。
川越旅行の計画を立てる参考にして下さい。
川越祭りの山車のルートは?
川越祭りの見どころと言えば、何と言っても絢爛豪華な山車ですよね。
その山車は、川越氷川神社を出発し、川越市内を反時計回りにぐるっとまわって、途中、市役所前に立ち寄ってから折り返し、再び反時計回りのルートに戻って、氷川神社に帰るという道順をたどります。
山車のルートは、地図を見てもらったほうがわかりやすいでしょう。
地図右上の氷川神社が出発地点です。
そこから左へとまっすぐ進んでいき、つきあたりを下へ行き、右に曲がって、上に行き、途中の市役所前に寄ってから、上へと進んで氷川神社に戻るというルートです。
12:45ごろ、川越氷川神社に山車が集結して、
13:00に氷川神社の大鳥居から出発。
途中、市役所前に勢ぞろいして、
その後、再び氷川神社に戻っていきます。
(※開始時間などの最新情報については、公式サイトなどで確認して下さい)
氷川神社から通りへと、巡行ルートを先回りで移動しつつ、山車を追いかけて見るのもいいですけど、祭り当日の川越はとても混雑します。
移動が大変なら、どこか一箇所で待機して見るのもいいと思いますよ。
オススメのスポットは、市役所前ですね。
市役所前の『山車揃え』では、いつくもの豪華な山車が勢ぞろいするので、見るのはもちろん、撮影スポットとしても、とてもいい場所ですよ。
何時頃に市役所前に行けば山車揃えが見られるのかは、次の章で紹介しますね。
川越まつりの山車揃えは絶好の撮影ポイントの一つ!
川越まつりは2日間に渡って開催されますが、その2日とも山車揃えは行われます。
<山車揃えが見られる時間帯>
1日目 14:00~15:00ごろ
2日目 13:30~15:00ごろ
(※最新情報については、公式サイトなどで確認して下さい)
ここは人気のスポットだけあって、とても混雑します。
以前、13:45くらいに市役所前に行った時には、もう観客がいっぱいでした。
前の方のベストな撮影スポットを確保したいのなら、早めに行く必要があります。
そこまで場所にはこだわらず、歩き回って移動する余裕があるのでしたら、通りで山車の巡行を見た後で、市役所前に移動するのもいいと思いますよ。
川越祭りのひっかわせの時間は?
川越祭りといったら、山車の巡行や山車揃えもいいですけど、ひっかわせも見逃せません。
曳っかわせ(ひっかわせ)といえば、四つ角などで山車同士が出会うと、競い合うように囃子や舞を披露するという川越まつり最大の見所、まさにクライマックスですよね。
そんなひっかわせは、18:30~21:00ごろにかけての時間帯に行われます。
特に代表的な場所は、連雀町交差点、仲町交差点、本川越駅交差点、札の辻交差点です。
どの交差点もとても混雑して身動きが取れなくなるほどですが、この中では、本川越駅前は広いので、本川越駅交差点が比較的空いています。
混雑をできるだけ避けて楽しみたいなら、本川越駅前交差点がいいと思いますよ。
どこでひっかわせを見るにしても、山車や綱に勢いがあるので、あまり近づきすぎると危ないこともあるので注意しましょう。
特に、小さいお子さんには気をつけてくださいね。
それと、将棋倒しになるんじゃないかというほどの混雑ですから、食べ物や飲み物を持ったまま見物するのも危ないですよ。
ちなみに、このひっかわせって、実は勝ち負けはないらしいですね。
囃子の競演が競い合っているように見えますが、特に勝ち負けはなく、責任者同士の打ち合わせで、どっちが先に行くのか決めているそうです。
相手の囃子に釣られてしまった方が負けという情報もあり、地元民でもそう思っている人が多いらしいですけどね。
でも、本当に競い合っているようで、見ていてもその迫力には圧倒されます。
川越祭りに行くのでしたら、ひっかわせは必見ですよ。
まとめ
川越まつりの山車は、13時に氷川神社の大鳥居を出発し、川越市内をぐるっと反時計回りに巡行し、途中、市役所前に寄ってから、氷川神社へと戻っていくルートをたどります。
通りを移動しつつ山車を見て回ってもいいですけど、山車が勢揃いする『山車揃え』を市役所前で見物するのもオススメですよ。
四つ角で出会った山車同士が、囃子で競い合うような競演を見せてくれる『ひっかわせ』は、18:30~21:00ごろにかけての時間帯に行われます。
本川越駅前は広いですから、本川越駅前交差点なら混雑をそれなりに避けて楽しめると思います。