秋の行楽シーズンに、紅葉が見頃の筑波山に登ってみるのもいいですよね。
子供でも気軽に登れる山ですから、ちょっと行って、紅葉狩りしつつトレッキングなどを楽しみたいなら、うってつけのスポットです。
そんな筑波山の紅葉の見頃の時期はいつ頃なのでしょうか?
紅葉の見所を回るオススメのルート・コースは?
どんな服装で行けばいいの?
ここでは、こんな情報についてまとめています。
紅葉シーズンの筑波山登山の予定を立てる参考にどうぞ。
筑波山の紅葉の見頃の時期はいつ?
筑波山の木々は、例年ですと10月中旬から10月下旬にかけて色づき始めます。
そして、紅葉が見頃を迎えるのは、11月上旬から11月の中旬にかけてですね。
その年の天候によっても多少は変わってきますけど、11月の下旬にもなると、見頃の時期を過ぎていることが多いです。
ですので、筑波山の紅葉をベストの時期に見たいのでしたら、11月の中旬辺りがいいと思いますよ。
(見頃の時期は、その分混雑しますが)
ただし、紅葉が遅れがちの年でしたら、11月の下旬に見頃の時期がずれ込むこともありますので、紅葉の情報についてはホームページなどをチェックしましょう。
いずれにしても、11月には30日まで筑波山もみじまつりが開催されていてライトアップもありますから、11月に入ってから行ったほうがいいかと思います。
筑波山の紅葉の見所を押さえるならこのコースがオススメ!
筑波山はロープウェイやゴンドラで一気に頂上付近まで登ることもできますが、11月頃の秋に行くのだったら、紅葉を楽しみつつ歩いて登りたいですよね。
そこで問題になるのが、どのコースで登れば紅葉の見所を押さえられるんだろうってこと。
やっぱり、一番のおすすめは『白雲橋コース』で決まりだと思いますよ!
筑波山神社から女体山を目指すルートで、約2時間かかります。
休憩を長くはさみつつゆっくり登ったら、3時間半くらいですね。
このコースでは、紅葉狩りを楽しめるのはもちろん、弁慶七戻りなどの奇岩もたくさんあって、見所としては十分です。
女体山の山頂についたら、まずはそこからの展望を楽しみましょう。
ここからの眺めが一番いいと思います。
見所としては、ここがベストスポットですね。
その後は、御幸ヶ原まで行ってランチにしましょう。
山頂から御幸ヶ原までは15分くらいです。
ここからの日光方面にかけての眺望も素晴らしいですよ。
女体山から御幸ヶ原へ少し降りた所に『ガマ石』という奇岩がありますので、小石を口に投げ込みましょう。
仕事運、商売繁盛、勝負運のご利益があると言われていて、ガマの口に小石を投げ込むと出世しますよ。
ランチの後は、山頂連絡路を通り、そこからは、男体山の方を登ります。
15分くらいで行けますよ。
でも、男体山からの眺めは、女体山や御幸ヶ原からの眺望には及ばないですね。
紅葉に染まった山頂からの眺めを満喫したら、御幸ヶ原コースを通って、御幸ヶ原から筑波山神社まで下りましょう。
所要時間は1時間15分くらいです。
途中に湧水とベンチがあって、一休みできますよ。
紅葉の時期に筑波山の見所を一通り押さえられるのは、以上のコースですね。
ケーブルカーの宮脇駅周辺の紅葉も綺麗ですので、お見逃しなく。
筑波山の紅葉を見に行く際の服装は?
秋の筑波山登山となると、どんな服装で行けばいいんだろうっていうのも気になるのでは?
そこで、服装についてもアドバイスさせていただきますね。
まず靴ですが、登山用のトレッキングシューズがあるなら、そのほうがいいんですけど、底の厚い運動靴でも大丈夫です。
普段あまり歩かない人だと、足にマメができるかもしれません。
薄手の靴下の上に、もう一枚、厚手の靴下をはけばマメ防止になりますよ。
歩き疲れて、マメができそうだなと思ったら、靴下を脱いで足を休めましょう。
服については、まず、コットン(綿)ではなく、化繊の下着・肌着がいいですよ。
化繊の下着・肌着なら通気性がよくて、汗もすぐ乾きます。
汗がいつまでも乾かないと体が冷えますので、コットンの物は避けましょう。
ヤブを歩いたりするわけではないでしょうから、生地の分厚い服を着る必要はありません。
少し薄手の服で大丈夫です。
秋の筑波山でも、気温の高い日だったら、ヒートテックの長袖の上に、もう一枚長袖を着るくらいで十分ですね。
肌寒い日でしたら、フリースのジャケットやウインドブレーカーも着ることで調節しましょう。
暑い日でも、天候の急変に対処できるように、ウインドブレーカーや雨具の用意は必要です。
(登る前から雨が降っていたら中止してくださいね)
紅葉の時期に筑波山を登る際の服装については、こんな感じでOKです。
あとは、スポーツドリンクなどの飲み物と、酸っぱい飴も持っていくといいですよ。
水分は、喉の渇きを感じる前に、ちょっとずつ補給するようにして下さい。
まとめ
筑波山の紅葉が見頃を迎える時期は、例年ですと11月の上旬から11月の中旬頃です。
11月の下旬になると、見頃を過ぎていることが多いですね。
紅葉の見所を一通り押さえたいなら、筑波山神社から女体山へ登る『白雲橋コース』がオススメです。
女体山の山頂からの展望が特に綺麗ですよ。
服装については、化繊の下着を着用して、汗をかいても寒くならないように気をつけましょう。
11月でも、暑い日だと、ヒートテックの長袖の上に、もう一枚長袖を着ていれば十分でしたよ。
寒かったら、フリースのジャケットやウインドブレーカーもプラスして調節しましょう。